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MBTIのタイプを学んでみる【SN編】

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情報を集める機能である感覚(S), 直感(N)について学んでいきます。

MBTIや16personalities診断など無料のタイプ診断を受けたことがある方は、INFPESTJといった4文字のアルファベットを見たことがあると思います。

MBTIではこの4文字のアルファベットで心の機能や関心について表しています。
つまりタイプを考える上でこのアルファベット4文字が重要です。

今回はこの4文字のアルファベットの2文字目に着目します。

心の機能

タイプについて学ぶ前に心の機能を学びましょう。

人の心には情報を集める機能と判断をする機能があります。

人は情報収集と判断を絶えず切り替えながら心を動かしています。
イメージとしてはスイッチのON/OFFの関係です。

情報を集めているときは何かを決めるということはありませんし、何かを判断するときは情報を集めることは行いません。
心は集めた情報から判断し、判断するための情報が足りなければ新たに情報を集めるような働きをします。

次の章から情報を集める機能のSとNについて見ていきましょう。

情報を集める機能(S,N)

情報の集め方には感覚(S)直感(N)の2つがあります。

感覚(S)五感で感じた事実の情報を集めていきます。
直感(N)事実情報をつなぎ合わせてパターンや可能性の情報を集めていきます。

Sは事実、Nは可能性に目が向きやすいというのが大まかな違いです。

SとNで以下のような傾向の違いがあります。

感覚(S) 直感(N)
得る情報 五感で感じる事実情報 情報を組み合わせて出来上がるパターンや可能性
見ている時間軸 過去・現在 未来
信頼する情報ソース 経験・実績・事例 ビジョン・意味・概念・パターン
表現の傾向 具体的で段階を追って話す 抽象的で比喩を交えて話す

こうしてみるだけでも傾向に違いがあるように感じます。
実際にSとNの違いは考え方の衝突が起きやすいです。

SとNの傾向例

例えば1から10までの手順が存在する作業を考えてみます。

  • Sを指向する人は1から10を手順通り着実に実行していきます。
  • Nを指向する人は手順に意味がないと思ったら手順を飛ばしたり、手順にはない方法で作業をできないかといったことを考えます。

そうなるとSを指向する人からNを指向する人をみるとなぜ手順通りにきちんとできないのか?と見えますし、
Nを指向する人からSを指向する人をみるとなぜ無駄なことをやり続けるのか?と見えてしまいます。

Sを指向する人は手順具体的な指示を好む傾向にあります。
逆にNを指向する人は作業の意味他のやり方がないか探すといったことを好む傾向があります。
(Nを指向する人は飽きっぽい傾向もあります。)

SとNのすれ違い

S, Nの指向の違いを知らずにS指向の人とN指向の人が接するとすれ違うことがあります。

仕事の上司、部下の関係を考えてみましょう。

S指向上司、N指向部下の場合

まずはS指向の上司、N指向の部下で考えてみます。

S指向の上司は良かれと思って細かく具体的な作業指示をするものの、N指向の部下にとっては意味も理解できずに指示に従うことになってしまい息苦しさを感じてしまう可能性があります。

N指向上司、S指向部下の場合

次にN指向の上司、S指向の部下で考えてみます。

N指向の上司とS指向の部下という関係で考えるとN指向の上司は方向性や作業の意味を伝えただけで十分と判断し、S指向の部下にとっては具体的に何をするべきなのか分からず混乱させてしまうといったことが起きる可能性があります。

SとNのすれ違いまとめ

タイプの違いによって、ちょっとしたすれ違いや衝突が発生してしまう可能性はあります。

しかし、仕事の例のように上司の指示に従う必要がある場合もあります。
N指向の部下が手順に沿いながら詳細に向き合う必要があるかもしれませんし、S指向の部下が漠然とした指示で仕事を進める必要もあるかもしれません。

つまり自分の指向とは異なる指向の機能を使って仕事を行うことになります。
このような状態が続くと自分らしくない感じがしたり、労力感を感じてしまう場合があるかもしれません。

  • なんだか無理して考えている気がする
  • 自分らしい考え方ができていない気がする

上記のように日頃もやもやしている方は自分の指向について考えてみると改善の糸口が見えるかもしれません。

MBTIを用いてタイプを知っていくことは自己理解、他社理解を深めて生きやすい生き方を探すことにつながります。

タイプ理解において重要なこと

ここで注意しておきたい点を2つ示しておきます。

タイプによって能力が高い低いはない

1つ目はタイプごとに能力に差があるというわけではないということです。

診断コンテンツとしてMBTIを体験してしまうと○○○○タイプだから優秀、××××タイプだから仕事ができないという勘違いをしてしまうことがあります。

しかしMBTIではタイプ毎の能力差は表していません。 MBTIで表しているのは考え方の指向性です。

タイプ毎に興味がわきやすい分野や意欲のわきやすい物事の進め方、伝え方が見えることはありますが、できるできないの観点ではみません。
例えばESTPだから企業家としてのスキルが高いのようなことはないということです。(もしかしたら企業家のような指向に惹かれる傾向はあるかもしれませんが。)

とはいえ興味が惹かれることと、できるということはイコールではないのです。

指向していないタイプを使うことができないことはない

2つ目は自分が指向していないタイプの機能が使えないわけではないということです。

  • Sを指向しているからNの考え方ができない
  • Nを思考しているからSの考え方ができない

ということはありません。

どのタイプであったとしても、自分の逆の指向の考え方をすることもできます。 ただ自分の逆のタイプの考え方をするときは労力感を感じます。

イメージとしては考え方にも利き手があるということです。 右利きの人は右手で箸やペンを使うのは何も意識することなく使うことができますが、左手を使うときはかなり意識をして使わないと箸で食べ物を掴んだり、ペンで字を書いたりすることができないと思います。
とはいえ右利きの人でもうまく使えるかは別として左手で何かを行うことはできるのです。

MBTIのタイプについても同様のことがいえます。
Sを指向する人でもNの考え方を意識すればできないこともありません。
ただNを指向する人のNの考えと比べると不自然だったり、労力がかかっているように感じられます。

さいごに

MBTIにおいて大事なことは何度もいいますが、自分のタイプを知ることで自己理解を深めることにあります。
自分にとって労力がかかる指向がわかれば、その指向を苦手克服するか、自分の指向を伸ばすかを考えることができます。

自己理解を深めることで自分の成長を目指すことができるのです。

今回はSNの思考だけでなくタイプの考え方などいろいろ盛り込んでしまいましたが、SNについて理解を深めることはできましたか?

次回は判断する機能であるTFについて理解を深めていきたいと思います。
次回もよろしくお願いします!