これから自分がやっていきたいこととして心の成長支援というものを考えている。
自分と向き合い、心の動きを理解して強み弱みを見つけることを支援する内容だ。
この心の成長支援に関してゴールデンサークルを考えてみる。
ゴールデンサークル
ゴールデンサークル理論は、「why・how・whatの3つの円で構成されていて、物事の本質を説明するためのフレーム」である。
引用 https://koicpa.com/management/golden-circle/
why(なぜ)、how(どのように)、what(何を)を考えることで、やりたいことの構造を捉えていくことができると考える。
今回は心の成長支援のゴールデンサークルを作り、なぜやりたいのかを見える化する。
ゴールデンサークルを作るために自分がこの考えに至る流れを整理しておきたい。
自分の痛み
私はこれまで自分のやりたいことが漠然としていた。(今も明確かと言われると怪しいが...)
漠然としているが故に優秀な人間になることが重要だと考えていた。
自分の考える優秀は幅広い分野での知識が豊富で、行動力があり、人との接点が多くコミュニケーション能力が高いといった絵に書いたような優秀だった。
しかし私は雑談が苦手だったり行動する前に考えすぎて躊躇ってしまったりするし知識という面でもここ数年成長を感じていない。
その結果、周りの優秀な人と自分を比べて自己嫌悪に陥っていた。
転機
そんなときMBTIという自分の心と向き合うためのメソッドに出会った。
実際に受験してみることで自分の心にかかっていた霧が晴れるような感覚を得たのだ。
苦手だと感じていたことが心のクセからくるものだと知ることができたことで前向きになることができた。
目指している優秀な人物像は自分の心のクセだと難しく感じて当たり前だと知れたことが大きい。
逆に自分の心が得意とすることも見えた。
得意領域を活かしていくことで別の優秀という形を探すことも悪くないことに気づく。
この気づきを得ることで、絵に描いたような優秀にならないと生きていけないというしがらみから抜け出すことができたのだ。
周りの思う優秀像に流されず、自分の強みを活かした生き方をしていきたい。
そしてそんな人たちが周りに増えたらハッピーなので増やしていきたいと考えるようになった。
周りも同じなのかも
自分も当時は自分の心について深く考えたことはなかった。
感覚値ではあるが自分ときちんと向き合ったことがある人は少ないと感じる。
機会があったとしても新卒時の就職活動時の自己分析や転職活動時に経歴をまとめる時ぐらいではないだろうか。
この機会でも本の受け売りに近いことを書いて乗り切ってしまった人も多そうだ。
そうなると自分ときちんと向き合う機会はいつになるのだろうか?
意識的に作らないと無いのである。
向き合ったとしてもどう向き合って良いか分からず、何も整理できないまま終わることも多い。
そのような人たちが自分と向き合えるお手伝いをしたい。
そして自分を理解して自分らしく生きられる人を多くしていきたい。
それが自分の目指すことだと感じる。
ゴールデンサークル
ここまでのエピソードをまとめるてゴールデンサークルにおとす。
WHY | 周りの思う優秀像に流されず、自分の強みを活かした生き方をしたい。そんな人を増やしたい |
HOW | 自分と向き合い、自分の強み弱みを理解できる人を増やす |
WHAT | いろいろな自分と向き合うための支援を行う |
WHATの支援の部分がふわっとしているが、支援の形の輪郭が見えれば私はこのWHYに向かって邁進できる。
自分を知って自分らしく生きられる人が多い世界を目指して、自分ができることは何か模索していきたい。