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よりよく生きるため、自分の考えを発信していきます

自分と他人では意識の向き先が違うことがわかればコミュニケーションが楽になるかも

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人と人が理解し合うためにはコミュニケーションが必要です。
しかし人によってコミュニケーションのやりにくさを感じることもありますよね。

人にはエネルギーの向き先が自分の外側に向かうタイプと自分の内側に向かうタイプがいます。

外側に向かうタイプを外向タイプ、内側に向かうタイプを内向タイプといいます。

この2つのタイプは物事を考える時の経路が異なります。

同じタイプでコミュニケーションを行う時は違和感はないが、異なるタイプでコミュニケーションをとるときに考える経路の違いが違和感を生じさせます。

この違和感の正体を知ることがうまくいかないコミュニケーション改善の一歩となるのでそれぞれの特徴を見ていきましょう!

外向タイプの思考

外向タイプは自分の外側にエネルギーが向いています。

考えも外に出していくことでまとめていく傾向があります。
そのためコミュニケーションの傾向として活発なキャッチボールのような会話を行い、やりとりのスピードも早いです。

外向タイプは喋りながら考える傾向があります。
言葉や会話として自分の考えを外に出すことで自分の考えをまとめます。

内向タイプの思考

外向タイプに対して内向タイプは自分の内側にエネルギーが向いています。

内向タイプは自分の中で考えをまとめる傾向があります。

何か考える時は静かに自分の内側に集中して情報を整理するため、ゆっくりとしたコミュニケーションを好む傾向。

内向タイプは自分の中で考えに整理がついた時に言葉を発します。

外向タイプと内向タイプの思考を整理

外向タイプ 内向タイプ
エネルギーの向き 自分の外側 自分の内側
コミュニケーションのスピード 早い ゆっくり
思考の整理方法 会話など考えを外に出す 自分の頭の中でじっくり考えをまとめる
興味への向き合い方 どんどん口を出していく 自分の頭の中で掘り下げる

外向タイプと内向タイプではコミュニケーションのスピードも違えば、言葉を発する意味も違うし、興味への向き合い方も違います。

この違いを理解できていないとによりコミュニケーションの衝突が起きてしまうのです。

外向タイプが内向タイプに感じる違和感

外向タイプは興味関心があることに関してどんどん口を出して素早いやりとりを行い、考えを深めていきます。

対して内向タイプはじっくりと自分の内側で考えを吟味して深めていきます。

外向タイプは興味関心について口を出すことで深めるため、なかなか口を出してこない内向タイプに無関心さを感じてしまうのです。

内向タイプは静かに自分の中で考えを整理していることが外向タイプには理解できないので違和感を感じます。

そのことを念頭に置いて、なかなか意見を言ってくれない人がいるなと感じたら話を振ってみるのがいいでしょう

内向タイプは自分の中では様々な考えを巡らせているため、話を振ってみると整理途中の考えを話してくれる傾向があります。

内向タイプが外向タイプに感じる違和感

内向タイプは考えを自分の内側で練ってある程度形となったものを外に出します。

内向タイプにとっては考えを練ってから考えを外に出すのが普通のことなので、素早くやりとりをする外向タイプが出している意見も考えられたものだと感じやすい。

そのため内向タイプは自分は考えるのが遅く、コミュニケーションが下手なのだと感じるようになってしまう傾向があります。

内向タイプは外向タイプのような考えが練られていなくても意見をしゃべれてしまう種類の人がいることを認識しましょう。

早い流れの会話に惑わされないように考えをまとめている途中の時は考え中であることを伝えてみよう。

外向タイプは言ってもらうことで考え中ということを認識して安心できるのです。

お互い良し悪しある

外向タイプは早いコミュニケーションができる反面、物事を深く考えたり、整理したりするのが苦手な傾向にあります。

内向タイプは早いコミュニケーションは苦手だが、意見を整理したりまとめることが得意な傾向があります。

外向タイプだけで話をすると話自体は盛り上がるが結局何を話し合ったのかわからなくなる。

内向タイプだけでは話の内容がまとまるものの話に活気が出づらい。

二つのタイプがそれぞれ手をとって得手不得手を補いあえたらよりよりやりとりができるはずです。

いかがだったでしょうか。

二つのタイプ、それぞれにいいところ悪いところがあるのがわかっていただけたと思います。

周りをみて自分がダメだと感じる人はもしかしたら自分の得意な方法を使えていないだけかもしれません。

これを機に自分を見つめ直してみてみましょう。